会津若松市:駅からバスで20分。天寧寺裏山
会津若松にも、勇の墓はある。 歳三が容保公の許しを得て、小高い山の上であるこの場所に勇の墓を建てたという。 麓の寺には、当時、色が白く背の高い武士が、人の頭が入るほどの大きさの箱のようなものを大事そうに抱えて、この墓を作るのに指揮をとっていたという話が伝わる。 この武士が歳三で、その箱には勇の首が入っていたのでは、とも言われるがこれは不明である。勇の首は、京都市内にある可能性が高い。 ちなみにこの色白の武士、腕を吊っていたそうである。もし彼が歳三だとすると、宇都宮で負傷したのは、足指ではなく、腕だったということになるのだが……。
勇の墓の隣に近年(10年ほど前)歳三の碑が並んで建てられた。
ちなみにこの写真は、その歳三の碑が出来てすぐに写して来たもの。(1995/5) |