江戸:沖田総司最期の地(千駄ヶ谷)



東京都新宿区大京町

沖田は、千駄ヶ谷の植木屋の離れで亡くなったとも言われている。
この写真は「池尻橋」である。左の方に水車小屋があったらしい。植木屋は、この池尻橋の側にあったという。
池尻橋死亡説が本当なのであれば、実際は、ここから道路を渡った向かい側あたりで沖田は亡くなったと思われる。
当時このあたりは、杉の大木や多くの鬱蒼とした樹木が生い茂り、昼でも暗く道路がじめじめしていて、夜中には狐狸が出て人を驚かすような場所で、子供などは怖くて近寄らないような場所だったという。
ひっそりと身を隠すには、相応しい場所だったのかもしれない。