大河ドラマ「新選組!」/ゆうとのコラム
(12月放送分)


最終回(12月12日)「愛しき友よ」
三谷さん、ありがとうございました。

勇を、少々聖人君子に仕立て上げすぎのきらいはありましたけれど、今年の大河ドラマは数ある新選組作品の中でも間違いなく大傑作の一つと言えるでしょう。

我々長年の新選組ファンの立場からいえば、新選組視点で作品を作っていただくことは一つの夢でもありました。
新選組が目指したこと、彼らが必死に生きたこと、誰よりも素直でまっすぐだったこと。 それを描いてくれる作品には(少なくとも私が物心ついてからは)一度も出会ったことはありませんでした。
堅苦しく難しくしがちな幕末背景の作品で、ここまで泣き笑いができ、そして我々の長年の気持ちを吐き出し、訴えてくれたような作品に出会えたことは、新選組ファンとして感涙の極みと言っても過言ではありません。
細かいことを言えばいろいろあります。でも、大事なのは重箱の隅ではないんです。

今まで新選組に興味のなかった人が興味を持ってくれた。
新選組がいわゆる暗殺集団ではなかったということも理解してくれた人は多いでしょう。
私たちファンが積み重ねてきた小さな訴えを、三谷さんが大きくまとめて世に出してくれた。
そんな気さえするのです。

放送当初、私のコラムを見た三谷さんから直接メールをいただきました。思いは同じ、と三谷さんご自身と確認しあえた私はラッキーでした。
それ以来、三谷さんを信じて放送を見てこれたこと、幸せだったと思います。
今までの新選組作品では、期待しては裏切られ、期待しては裏切られの連続でしたから。

改めて三谷さん、俳優さん達に深く深く感謝したいと思います。

放送が始まって新しく新選組ファンになられた方も多く当サイトにいらしてくださいました。
新選組の立場で彼らを思ってくださるファンが増えたことは、非常にうれしいことです。
しかし私は、あくまでも私のペースを守っていきたいと思います。
ブームや波に流される事なく、20数年守ってきたペースをこれからも変わらず大事にしていきたいと思っています。
ありがとうございました。